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8月16日の朝、ふだんは大人しく声を出す事のないヒロが
早朝から小さく悲しげな声を上げつづけました。

既に、食事ができなくなって1週間。
前日からは水さへもスポイトで口の中へ無理に入れてあげないと
飲まないようになっていました。

明け方、トイレのため外へと行きたがりましたが、
途中で力尽きて座り込んでしまい、
抱き上げてベッドに寝かせていたのです。

あの声は、「今日だよ、今日ぼくは旅立つよ」と
家族に知らせていたのだと思います。

その後、瞬膜があがって意識のないように見えましたが、
私が少しでもヒロの傍を離れると「ママちゃん、ママちゃん傍にいて!」と
必ず声をあげ私を呼びました。

「ヒロ、お母さんはここにいるよ」と身体をさすっていると
伏せて寝ている身体の下側が汗でびっしょりになっていることに気付きました。
抱き上げて寝返りを打たせ、乾いたタオルで拭きあげました。

夕方、身体を大きくねじるほどに苦しそうな呼吸を何度か繰り返しはじめました。
「ヒロ、お母さんここよ、ここにいるからね」と声をかけながら、
ヒロの身体をさすり続けました。

苦しそうな、苦しそうな息を繰り返し、
本当に苦しそうに「あ~っ」と小さな声を上げ、
ヒロは私の腕に力なく首をあずけ、息を引き取りました。

この日までの1ヶ月、熱であつくなった身体を冷やすため
三和土の冷たい床を求めて玄関と勝手口を往復するヒロ。
夜になると私も薄いマット1枚を持って、ヒロの後を追い
玄関と勝手口でヒロの横に一緒に寝ておりました。

ヒロがいなくなって、しばらく私は眠ることができず、
リビングでパソコンに向かい、ヒロのアルバムを作り
いつもの薄いマットの上でようやくウトウトする、
そんな日が続いておりました。

ヒロのクルクルとウェーブした柔らかな耳の飾り毛に
触れることができないのが淋しい。
なぜ涙は涸れないのかしら。
さみしく悲しい日が続きました。

そんな私を心配し、虹の橋からヒロの手紙が届きました。
この手紙のことは、また別の機会に書かせて頂きますね。

ヒロ、ありがとう。
お母さんは、虹の橋であなたに会える日を楽しみに待つことが
できるようになりました。
お母さんが そちらへ行ったら、一番先に会いに来てね。

ありがとう 広之進。
大好きヒロ!

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左奥が広之進(ヒロ)、右手前は1才年上の兄龍之介(リュウ)
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2008.12.15 / Top↑
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